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【覚えてる?】もはや懐かしい、初期のボーカロイド名曲10選!

みくみくにされてたなぁ…(遠い目)
先日、AppleのiTunesMatchに登録しましたコウノ アスヤ(です。

その時ふと、古いボカロ曲を発掘したので、久しぶりに聞いてみました。懐かしい…懐かしすぎる!あまりに懐かしいので、勢い余ってそこから数時間、初期の頃のボカロ曲を漁っていました…。
せっかくなので、皆さんにも思い出して欲しい。いや、思いだせ!

懐かしすぎる至極のボカロ曲10選!

celluloid – 2007年10月05日

baker(ベイカー、ウイイレP、FIFAP)さんによるオリジナルソング。

初期のボカロ曲は、初音ミクというキャラクターの設定を歌うようなものが多かったのですが、そんな中でcelluloidは、独特の世界観と切なく温かいメロディーが話題となりました。当時、これを聞いたとき「すげぇ良い…」と若干うるっときてしまったのを覚えています。
ちなみに、初音ミクの発売元、クリプトン社の代表取締役のお気に入りだそうです。

celluloid – iTunes

タイムリミット – 2007年10月09日

畳Pによるオリジナルソング。

同年のDTMマガジンという雑誌の11月号に、初音ミクの体験版が同梱されてプチブームとなっていたのですが、畳Pはこの「体験版」のイメージソングを勝手に制作。その詞とメロディが切なくて話題になりました。ちなみに、僕がボカロにハマったきっかけの曲でもあります
タイムリミット – iTunes

ハジメテノオト – 2007年10月14日

maloさんによるオリジナルソング。

初音ミクというのは、歌を歌わせるソフトなので、喋り言葉はとても不自然になってしまう仕様でした。そんな中で、この曲は「話すことはできないけれど、歌を歌って気持ちを伝えられる」という初音ミクの切なさを歌った事でニコニコユーザーの涙腺を崩壊させました。初音ミクが発売されて今年で8年になりますが、この曲を超えるボカロ賛歌は未だに現れていない気がします。

ハジメテノオト – iTunes

私の時間 – 2007年10月22日

ヤスオPによるオリジナルソング。

初音ミクを使うユーザーを「マスター」と慕い、歌がうまくなっていく時間を楽しく大切に過ごそうとする、これぞといった感じのアイドルソングになってます。この曲の初音ミクの歌声がすごい可愛くてツボなんですが、なぜこんなにもPによって歌声が変わるんでしょうね?
本当にすごいと思います。

メルト – 2007年12月07日

ryoさんによるオリジナルソング。

この他にも、「恋は戦争」「ワールドイズマイン」「ブラック★ロックシューター」などの神曲を連発してましたね。
ryoさんは今でもプロの音楽集団supercellとして、様々な楽曲を発表し続けています。

今でこそ、アニメのテーマソング等にも使われるほどメジャーになりましたが、当時はまだ1ボカロユーザーとしてニコニコ動画に曲をあげていらっしゃいました。いやはや、感慨深い…

メルト – iTunes

桜ノ雨 – 2008年2月23日

halyosyさんによるオリジナルソング。

普通に市販されているのかと思うレベルの伴奏と、涙腺を刺激するメロディと歌詞が話題になった卒業ソングです。この曲が少しヒットしたあと、実はhalyosyさんはプロの音楽家であることが発表されました。今でこそ、ニコニコ動画にはプロが蔓延っていますが、当時はそんなことは殆ど無かったので、全ボカロユーザーが驚愕し「なんだよプロかよ」感が全体に漂っていた記憶があります。今でも本当に学校の卒業式で歌われるくらいに愛されています。

この初音ミク、地味に英語の発音も上手いんだよなぁ。

桜ノ雨 – iTunes

初音ミクの消失(LONG VERSION)- 2008年4月28日

cosMo(暴走P)さんによるオリジナルソング。

ブリキ感漂うゆっくりしたイントロからの、超高速歌唱が特徴の名曲です。機会にしか無理なぐらい、ありえない速度で歌わせる事で、初音ミクがロボットである事を全肯定するかのような歌詞に鳥肌が立ったのを覚えています。あまりの「歌えなさそう感」に食いついたニコニコユーザーが、「歌ってみた」をアップロードしまくる一種のお祭りのような盛り上がりを見せていたのも懐かしい。

個人的には、曲の間に挟まる叫び声が好きです。

初音ミクの消失 – iTunes

Last Night, Good Night – 2008年07月31日


Kzさんによるオリジナルソング。

当時、ゆったりとしたメロディと透き通るような初音ミクの歌声、綺麗で美しいPVが合わさって、なんかもう両手を合わせたくなるレベルの曲に出会ったと感動した記憶があります。Kzさんは最近でも「Re:Dial」などの、初音ミクを仕様したアルバム等を発表されていたり、様々なクラブイベントに出演したりしていて、唯一今でも楽曲を追っているボカロPです。

Last Night, Good Night – iTunes

ダンシング☆サムライ – 2008年07月31日

かにみそPさんのオリジナルソング。

当時、ボカロブームに便乗して、歌手のGacktの声をサンプリングしたボーカロイド「がくっぽいど」が発売されました。この曲もがくっぽいどの曲なのですが、中毒性のあるメロディと、くがっぽいどのゆるい調教が合わさって、とても話題になりました。PVにもゆるい絵が使われていて、全体に漂う「さくっと作りました感」とそれでもクオリティが高い事実がぶつかって、聞くたびに笑いが起こる名曲です。

ヘァッ!

ダンシング☆サムライ – iTunes

みくみくにしてあげる♪ – 2007年09月20日

ikaさんによるオリジナルソング。

初音ミクといえば、この曲、ですよね!説明は不要でしょう。もう何百回も聞いてますけど、中毒にはならないレベルの程よい長さなので、また何回も聞いてしまいます。

もう8年が経とうとしている…

皆さんは、いくつ覚えていましたか?ざっと振り返ってみると、初期の頃は初音ミク自身のキャラクターや世界観を歌ったのもが多い印象ですね。そしてだんだんと、作者の創作や全く新しい世界観を生み出す媒介として初音ミクが使われ始める…たまにはこうして、懐かしい曲を振り返るのもいいですね!

名曲を思い出させてもくれる画期的なウェブサービス iTunesMatch

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この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

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