こんにちは!最近、あんまり自転車に乗れていないコウノ アスヤ(です。
落ち着いたら自転車に関することも記事にしていきたいと思ってます。

さて、最近ゲーマーの間で「ダンジョン飯」というマンガが流行っていますよね。
例に漏れず僕も最近になってやっと読めたのですが、なるほど…これは超面白い!!
そして、ダンジョン飯にとどまらず、九井 諒子さんは他のマンガも面白い!

ということで、今日はダンジョン飯の作者である九井 諒子さんの、ダンジョン飯以外のマンガをご紹介します。
あ、もちろんダンジョン飯も紹介しますよ!

九井諒子(くいりょうこ)


九井諒子さんは、ご存知「ダンジョン飯」で知られる日本の漫画家。
同人誌即売会Pixiv、自身のウェブサイト上で作品を発表していたことがきっかけで、2011年から商業誌での漫画家キャリアをスタートさせています。

その後数年にわたり短編をメインに作品を発表し続け、2013年には「ひきだしにテラリウム」で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。
引き出しにテラリウム

メディア芸術祭といえば、今年は「たまこラブストーリー」が受賞していたのが記憶に新しいですね。

短編が多め

ダンジョン飯は長編ですが、じつは九井諒子さんは作品の殆どが「短編」です。
そして、どの短編も設定や世界観が独特なものが多く、単純に笑えるものだったり、考えさられる話だったり、様々です。
ダンジョン飯で九井諒子さんに興味を持った方が多いと思いますが(僕もその一人)、是非その他のマンガもオススメしたいのでオススメしますオススメさせてください!

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、ケンタウロスは馬車馬のように働く、今日も大学の上空には竜が飛ぶ……あたりまえのように、そこにある非日常。
現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」へご案内!ウェブや同人誌即売会で発表された7編に加筆修正を加え、描き下ろし2編もあわせて収録。
ウェブや同人誌即売会で作品を発表し、広い世代から注目を集める新星、初の作品集!

九井諒子さんの初期の頃の短編が集まった作品集。
「帰郷」「魔王」「魔王城問題」「支配」「代紺山の嫁探し」「現代神話」「進学天使」「竜の学校は山の上」「くず」の9作品が収録されています。

九井諒子さんの魅力はなんといっても「リアルなファンタジー」と、その逆「ファンタジックなリアル」の2つだと思います。
たとえば「帰郷」は、もし魔王という存在を倒したら、世界はどうなってしまうのかというリアルな問題を描いています。
勇者=魔王を倒す者=世界平和というある種妄信的な設定を、現実的に暴いた傑作だと思います。

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子

見たこともない物語のはじまり、はじまり

前代未聞の漫画ここにあり! 2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕がふたたび開く。
竜と人、人魚と野球少年、神様と小学生――それぞれの絆を題材とした過去の6作品に加え、全38ページの新作描き下ろし作品を収録。笑いあり、涙あり、きっとあなたが忘れていた、親と子の絆を思い出す7つ物語。

短篇集第二弾。
「竜の小塔」「人魚禁漁区」「わたしのかみさま」「狼は嘘をつかない」「金なし白祿」「子がかわいいと竜は鳴く」「犬谷家の人々」の7作品が収録されています。

一冊目の短篇集と同じく、こちらもリアルとファンタジーの絶妙な融合が魅力の作品が詰まってます。
全部おもしろいんですが、敢えて選ぶなら「狼は嘘をつかない」は、同年に公開された「おおかみこどもの雨と雪」に話がとても似ていて、母親と子供、人とは違う特徴、そして、個性とは、みたいな話に着地しているのがマジで素敵。
絵も柔らかくてとっつきやすいし、ギャグセンスも光ってるし。
文句がマジで無いです。

ひきだしにテラリウム

ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。

笑顔と涙、驚きと共感。
コメディ、昔話、ファンタジー、SF……
万華鏡のようにきらめく掌編33篇。

Web文芸誌マトグロッソでの、
2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、
「えぐちみ代このスットコ訪問記 トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。

短篇集第3弾(本当に短編が多い!)
なんとひきだしにテラリウムに掲載されている短編は33作品!多すぎ!笑
その分、本自体も分厚いので読み応えがかなりあります。

ひきだしにテラリムは、全2冊とくらべて比較敵短めの短編が多く、1作品1ネタといった感じ。
この中で好きなのは、「春陽」という作品。
「ぬいぐるみサイズの小人をペットして買う世界があるとしたら?」というお話なんですが、これがなかなか深くてダークでブラックな話で、すごい心に残ってます。
その他の短編もすごい良い物が揃っているので、絶対読んだほうがいいです。

ダンジョン飯

待ってろドラゴン、ステーキにしてやる!

九井諒子、初の長編連載。待望の単行本化!
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、
金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。
再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!!
襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、
ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

RPG×グルメマンガという新しいジャンルを切り開いた名作。
ゲームやアニメを楽しんでいる人には馴染みの深い「ダンジョン」という概念を、をすこしだけ現実的な視点から読み解いたマンガです。
もし、あのモンスターを食べるとしたら、もしゲームやアニメで出てくるアレが現実にあったら…という視点で描かれるコメディはマジで抱腹ものです。
たとえば「バジリスク(鳥頭蛇尾のモンスター)の頭は実は尾の方」とか「中身の無い動く鎧の招待は…」といった、ダンジョンものゲームにはついてくる「疑問」に作者が独自の解釈を与えていて、これもまた面白い。

くわえて、グルメマンガとしての側面も(あるのか?)備えていて、出てくるモンスターと調理法、そして完成した料理はとても美味しそう…笑
ドラゴンも焼けば食える」「今晩の食材は歩き茸にしよう」などの明言が吹き乱れ、「大サソリと歩き茸の水炊き」「ローストバジリスク」などのアホバカな料理が登場します。

短編はしばらくお預け?

ずっと短編を描いてきた久井さんですが、ダンジョン飯は長期連載感を醸し出しているので、しばらくは短編は描かないかもしれませんね〜。
とはいえ、ダンジョン飯もやはり今までの短編のニュアンスを多分に含んだ作品であることは確かです。
リアルとファンタジーの絶妙な融合が、九井諒子ワールドの魅力!
ダンジョン飯が面白いと思った方なら、短編の方も絶対楽しめると思うので、本当におすすめです!