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2Dから3Dへ進化するゲーム「Evoland」の進化ポイントを全部まとめてみた!

evoland

ゲームのしんかって、すげー!

こんにちは。ムジュラの仮面3Dの発売が迫ってきて、落ちてくる月の幻影が見えるレベルで楽しみなコウノ アスヤ(です。

Evoland」というゲーム、皆さんはもうプレイされましたか?
先日iOS版がリリースされた今作は、2Dから3Dへ、ゲームの中でゲームそのものが進化していく異色のRPGです。

買おうかなー、どうしようかなー、と悩んでいるそこのあなた。
どれくらい進化するかと、どんな小ネタがあるのかを(ほぼ)全てまとめたので、参考にしてみてください。
この記事を読んでから、決断しても遅くは無いはずです。

どんなゲーム?


Evolandは、SHIRO GAMRSが2013年にPC向けに発売したRPGです。
ゲームを進めていくと、ゲーム自体がモノクロ2Dからフルカラー3Dへ、戦闘システムやBGMに至るまで、どんどんルックスが近代のゲームに近づいていくものすごいゲーム

昨今のゲームだと当たり前の要素も、Evolandではすごいこと。
それぞれの要素を「手に入れる」ことで、ゲームの表現がどんどんリッチになっていきます。

どれぐらい進化するのか?

さて、ここで、手に入れられる要素を”全て”公開します。
え、ネタバレだって?
大丈夫!ネタバレと言えるほどの深みは無いゲームです!(いい意味で)
興味が出た段階で読むのをやめて、是非買って遊んでみてください。

※序盤、英語設定で遊んでしまっていたので、一部言語が英語のままです。ご了承ください。

モノクロ見下ろし
モノクロ見下ろし
くっ!懐かしさがすごい!

右に移動可能に
右へ歩けるように
この時点ではまだ、右にしか進めませんw

左に移動可能に
左に歩けるように
やっと左右に歩けるように。

上下左右に移動可能に
上下左右に移動可能に
ローグライクな感じに!ゼルダっぽいー

画面スクロールが可能に
画面スクロール
画面端にいくと、グーっと画面がスクロールするアレです。

効果音が追加
効果音
ここまでは、無音でしたwやっと効果音が鳴るように。

スクロールがスムーズに
スムーズなスクロール
画面端に行かなくても、つねにキャラが画面の真ん中に。

剣を使えるように
剣を入手
やっと攻撃できるようになった!

モンスターが登場するように
モンスター登場
ゼルダの伝説の「オクタロック」っぽいですねー

音楽が流れるように
音楽が追加
ピコピコサウンドが流れるように!うーん、ノスタルジックでいい感じ

セーブポイントが使えるように
セーブポイント
セーブポイントという概念がもはや懐かしい

16色に
16色に
モノクロからカラーになる感動を地味に味わいました

あらすじが表示
あらすじ
あらすじ!!ファイナルファンタジー1を思い出しますね。

256色に
256色に
だんだんと、リッチになってきたぞー!

看板が出現
看板が出現
看板。それは、開発者からユーザーへの指示を書く場所。

移動がスムーズに
移動がスムーズに
マス目を無視して歩けるようになりました!スムーズ!

装備品が装備できるように
装備品
剣以外にも、いくつかアイテム欄が表示されるようになりました。

ワールドマップにいけるように
ワールドマップ
「ワールドマップ」という概念すら、昨今のゲームでは失われつつあります。

ターン制バトル
ターン制バトル
FFっぽい!とうかFF!!笑
ここから、ローグライクな戦闘と、FFライクな戦闘が混在するようになります。

mode 7に(斜め見下ろしモードの事)
モード7

土地の名前が表示されるように
土地の名前
画像では表示されてません。ごめんなさい。
エリアチェンジで土地名が表示されるようになります。

村が出現
村
ここで村登場!村〜RPGっぽい響き〜

NPCが出現
NPC
NPC=ノンプレイヤーキャラクター。常識ですよね?

家に入れるように
家に入れるように
片っ端から家に入りがちでした。

店員が出現
店員出現
「店員」っていう概念を導入した最初のゲームってなんなんだろう

隠し場所に行けるように
隠れた場所
井戸の中なので、全然隠れてませんでしたが!w

背が高くなる
大人に
ここで、大人になります。

宿主が出現
宿主
宿主が出現。宿に泊まれるようになります。
「宿」という概念、RPGっぺーい!

強制イベント
強制イベント
強制的にバトルになるあの感じです。絶対勝てない強制イベントとか結構好き

名前の設定
名前の設定
ここまでずっと????でしたw

3Dモード
3Dモード前
3Dモード後
ついに、2Dから3Dに!!!

3Dマップ
3Dマップ
おー。なんだか感動

ピクセルのテクスチャ
ピクセルのテクスチャ
一気に近代風に!テクスチャってすごいなぁ。

カメラズーム
カメラズーム
何かあるとカメラがズームするようになります。3Dならでは

HDのテクスチャ
HDのテクスチャ
そろそろ最近のゲーム感出てきた

3Dのワールドマップ
3Dのワールドマップ
テイルズを思い出しました。エンカウントがストレスなんですよねー

こわせるツボ
こわせるツボ
きたw壊せるツボwゼルダの伝説ですね。

プレッシャープレート(乗って押せるスイッチ床)
プレッシャープレート
これもゼルダ…かな?

高画質UI
高画質UI
高画質UI
メニュー画面やハートなどが綺麗になりました。

ボスキャラのドアキー
ボスキャラのドアキー
この編はディアブロっぽいですね。FFっぽさとローグライクっぽさが混ざりすぎぃ!

プリレンダリングされた背景
プリレンダ背景
FF7っぽい!!懐かしい!

HDの背景
HDの背景
うわ!ちょっとショボく見える!なんで!

間接証明
間接照明
光の効果がリッチになりました。
(この後、”直接照明”みたいなのがあった気がしますが…忘れました)

タイムトラベル
タイムトラベル(過去)
タイムトラベル(未来)
過去=2D、未来=3D!!これが進化のピーク。
あとはずっとこのまま進みます。

進化の過程は面白いが…

以上のように、ゲームが進化していく過程はとても懐かしい感じがするし、ゲーム文化の成長を体感できてとても面白いです。
しかし、そこ以外は特に特筆すべき面白いポイントが無く、ゲーム自体はとても単純で退屈なものでした。(むしろ荒い作りだからストレスが溜まる)
とはいえ、その「後半になるにしたがって、単純で退屈になっていく感じ」すらもゲーム文化をなぞったものだとするならば、むしろ忠実かも…?

なので、こういう「ゲーム文化の進化」を楽しめない人にとっては、クソゲーと化すと思います。
僕はとても楽しめましたけれど!

進化以外の小ネタ・オマージュ

Evolandでは、他ゲームへのオマージュや小ネタもたくさん盛り込まれています。
それらもできるだけ(分かる範囲で)まとめてみました。

E・シュレディンガー
シュレディンガー

ビレッジの住人
ビレッジの住人

A・ゼフィロス
ゼフィロス

君の宝箱
君の宝箱

KFC
KFC
エムックっていうのはこいつ
ムック

N・マクルーハン
マクルーハン

S・ミヤモト
ミヤモト

この他にも、飛空艇を持っているおっさん「シド」が出てきたり、ゼフィロスっていう魔王が出てたり、ヒロインがKearisだったり、中盤で手に入れる剣がどうみてもバスターソードだったり、FF7っぽいネタが大量に仕込まれていますね。
特に、ラストバトル中盤のあの!あの展開は!ゼフィロスがあれをあーしちゃうシーンななんかは、もうそのまんますぎで爆笑しちゃいました。
あとは、ダンジョンのギミックや宝箱、ツボの扱いはゼルダっぽかったしドラクエのアレとか…

とにかく、名作のオマージュがてんこ盛りで、その文脈を理解している人にとっては笑えます。
逆を言えば、そのあたりを知らない人は、マジでチープな演出とゲーム性に飽々しちゃうと思いましたー。

それらを踏まえて、遊んでみてください!
僕は、結構好きでした!

ちなみに、先日Evoland2が発表されたみたいです。




こちらも楽しみですね!

Evoland

600円
(2016.01.11時点)

 App Store

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この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

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