アスナ視点で読み解くSAO!マンガ版「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が読みやすくて良かった
こんにちは!コウノ アスヤ(@asuyakono)です。
今や大人気シリーズとなり、様々な媒体にメディアミックスされているソードアート・オンライン。その中でも「プログレッシブ」というシリーズは、劇中に登場するアインクラッドというダンジョンの攻略を、第一層から丁寧に描き直すという言わば「リブート作品」だとも言える作品です。
そんなプログレッシブのマンガ版は、アスナ視点で描かれているんですが、これが結構面白かったのです。
絵が綺麗、アスナが可愛い
《ソードアート・オンライン》攻略の軌跡を時系列順に描く《プログレッシブ》のコミカライズ、ここに始動!! 黒髪の剣士に一命を救われたアスナは、彼とともに第一層のボス討伐に参加するが──。
プログレッシブを読む人っておそらく既にSAOのファンだと思うし、さらに言えば既にアスナの事が大好きな状態だと思うのです。そういう状態の人は、読んでまず損はしないでしょう。なんてったってアスナが主人公なのだから!
原作では、ヒロイン補正でわりとあっさりキリトの事を好いていたアスナですが、マンガ版プログレッシブではその過程が丁寧に描かれてます。彼女が如何にSAOに順応していったか、そして如何に気持ちを整理していたか、など。
アスナ視点でこの世界を読み解いていくことで改めて分かるゲームというものの理不尽さ。原作以上にキリトがカッコイイのも、アスナ視点ならではでしょうな。
お色気シーンもちゃんと用意されてます(冷静)。まぁこれは原作にもアニメにもある要素ですが、そこを逃さない安定感。
線が細く、絵自体に厚みがあるとは言えないですが、それでも戦闘シーンの迫力はなかなかのモノ。
無印SAO、原作版プログレッシブの穴をも埋めるようなシナリオになってるし、更には1つのVRMMORPGマンガとしても十分に面白いです。プログレッシブではない方のマンガ版アインクラッド編は内容があまり評価のよろしくない出来ですので(ごめんなさい)、そういう意味でも「ソードアート・オンラインの入門用」としても最適なんじゃないでしょうか。
とかなんとか言ってますが、アスナが主人公って時点でもう十分なんですよ。正直。
劇場版の公開も控えていますし、今一度このマンガでSAOの世界観を復習してみるのはいかがでしょうか。
現在4巻まで発売中です。