超ゲームウォーカー!

search

【ゲーマー的】2015年に観た劇場公開映画全39本をランク付けしてみた!自分でも驚いたあの作品がまさかの1位

トップ10!

第10位 クリード チャンプを継ぐ男


お恥ずかしながらロッキーシリーズを殆ど観たことがないにも関わらず、ビックリするぐらいグっときた。成功しているように見えても心のどこかでくすぶる「今の自分は何かが違う」という感覚。そんな気持ちをボクシングを通して炸裂してくれる映画。おじいちゃんスタローンの名演も去ることながら、主人公役のマイケル・B・ジョーダンのファイトシーンがやばい!長回しでガチで殴り合ってるのを観ていると、自然とこちらも主人公と一体化して戦っている気分になってくる。観終わった後に、ちょっとランニングとかしたくなるような映画。

第9位 セッション

ジャズとは、音楽とは、みたいな論争を巻き起こした話題作。個人的には、こういう体育会系の指導の元でしか到達しえないある種の「狂った才能」みたいなのはあると信じているので、映画全体の語り口はすんなり入り込めた。主人公の特訓シーン、苦悩シーン、挫折シーン、そしてラストシーン、印象的なシーンが多すぎて、強く記憶に焼き付いた映画。まじアガる。

第8位 ビッグ・アイズ

美術大学でデザインとアートを学び、今現在デザイナーといて働いている身からすると、この映画のストーリーはちょっと心をエグりすぎ。クリエイターのジレンマというか、個人の商業の狭間とかに悩む登場人物に感情移入しちゃった。「ものをつくるひと」「それに関わる人」は鑑賞注意。絶対に辛くなる。

第7位 博士と彼女のセオリー

超有名な物理学者スティーブン・ホーキング博士の人生を描いた映画。まず、映画全体の絵がすっごい綺麗で見惚れてしまう。それでいて、かなりドラマティックな展開が訪れるのに、実話なんだと驚いてしまう。過酷な人生に立ち向かうホーキング博士と、その奥さんの人生に心を打たれるし、必ずしもキレイ事だけじゃ終わらないところもしっかり描いてて、むしろ人生賛歌に近い内容になってた。良かった。

第6位 シェフ 三ツ星フードトラック始めました

もう、とにかく出てくる料理がすべて美味しそう!!というか、作ってる過程を撮るのが上手すぎる!この映画、コメディでもあるし、落ちぶれた男が逆襲して上を見返す物語でもあるのに、しっかり親子を描いてもいるのが素晴らしい。そしてなにより、やっぱり料理の良さというか「ごはんって素晴らしいよね」をド直球で描いててしかも大成功している傑作。何度でも観たい。

第5位 スターウォーズ フォースの覚醒


旧三部作と、新たな三部作をこれ以上ないくらいに見事に繋いでみせた傑作。監督がスターウォーズオタクなのもあってか、「旧三部作」に呪われていると言われることもあるけど、誰からも嫌われないように作るのではなく、芯を大事にしてしっかり突き抜けた映画にしてくれた事に感謝。でも個人的にはやっぱり「旧三部作感」から脱却しきれてはなかったかな、とも思ってしまう。それでも、既にレイやフィン、カイロ・レンなどの新キャラクターに魅了されているし、彼らの物語があと2回観れるのが楽しみで仕方ないです。

第4位 BORUTO

これで最後だと謳われた「THE LAST」をワーストに選んだのが2014年。しかしBORUTOは違いました。16年分の歴史を感じさせるようなナルトとサスケのやりとりには目頭が熱くなってしまうし、そんな彼らの一つ下の世代であるボルト達の物語としても、ちゃんと話がまとまってて超面白かった。アクションもすっごい迫力あって作画が神だし、劇中の「世代交代」を象徴させるようなあのシーンには、鳥肌と涙が止まらなかった。最高のアニメ映画だったし、最高のナルト映画でした!

第3位 ワイルド・スピード SKY MISSION

シリーズ未見の状態で最初に観た時はただそのぶっ飛んだアクションを楽しめたし、その後シリーズを全て観てから2回目を観た時はポールに対する祝福と別れの描写に涙した。映画単体でみても、ハチャメチャドンパチアクション映画として楽しいうえに、シリーズの良さである「家族」というテーマを忘れずに描いていてとてもグっときた。なによりこのシリーズは、一度落ちぶれかけたにも関わらず、4作目からドンドン盛り上がってきている。その歴史と勢いにも感動してしまう。ポールありがとう。この映画は僕の人生に強く刻み込まれた。

第2位 マッドマックス 怒りのデス・ロード

もうとにかくすごい。観たことのない映像、観たことのないアクションがギッチギチに詰まった映画。上映時間の殆どがアクションシーンなのにも関わらず1秒たりとも飽きることは無いし、それどころか一つ一つのシーンにストーリー上の意味や語りが込められすぎてて、何重にも何層にも作り込められた2時間を楽しめる。V8!V8!V8

第1位 インサイドヘッド

表向きは、よくある設定のよくできたアニメ。でも観てると、何故か、すごく、あり得ないぐらいに「共感」してしまって涙が止まらなかった。ヨロコビやカナシミら「感情たち」の振る舞いやセリフひとつひとつが、見に覚えのある感情のソレだったし、小さいころに感じて、今でも感じることがある「思い通りに動いてくれない感情」だったり「感情を無理矢理に整理しようとしてしまう理性」みたいなものをすべて描いてくれていた。監督はしっかりと「脳の構造」を勉強してそれを映像に落とし込んでいくれいているので、幼いころに描いた想像、くだらない妄想、いろんな記憶、自分の人格、夢、思考あらゆる自分の内面を、映画に中に見つけることが出来る。ハマる人、そうでない人がいる映画なのは分かっているつもりだけど、それでも僕はこの映画が2015年ベスト1だと思ってます。何度でも観たい。定期的に観たい。ディズニーありがとう。

1 2

この記事をSNSにシェア

feedly Feedlyで購読

この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

アクセスランキング