Google Homeが本気を出してる部屋にお邪魔してきた!インテリジェントホームで近未来ライフを体験[PR]
「OK, Google.」と呼びかけると、様々なことをしてくれるスマートスピーカー Google Home。LINEからはClova、AmazonからはEchoが発売され、ソニーなどの大手日本メーカーも参入し始めるなど、ついに戦いの火蓋が切って落とされた感じがするこの分野。僕はといえば、昔からGoogleが好きなこともあり、迷いなくGoogle Homeを購入。発売日から今まで、自宅に設置して使っていました。
しかし、どうにも使いこなせない!「おはよう」と呼びかけてその日の天気や気温、職場への到着時間などを教えてもらうか、帰宅した時にSpotifyなどで音楽を流す程度。スマートライトや学習型リモコンを使えば、かっこ良い近未来なスマートホームが完成するじゃないかと夢見つつも、なんとなく難しい&面倒くさい気がして二の足を踏んでいました。おそらく、スマートスピーカーを購入した多くの人が同じような状況に陥っているのではないでしょうか。
と、いうことで。是非ともスマートホームの最前線、そしてGoogle Homeを完全に使いこなしているお宅にお邪魔し、どんな感じでコーディネートしているのかを調査させてもらってきました。題して、「イッツコムの社員さん、お宅のGoogle Home本気出してるってホント?作戦」。
お邪魔します!…お、おしゃれや。
お邪魔させていただいたのは、外出先からスマホやタブレットで、家の中を自由にコントロールすることができるサービス「インテリジェントホーム」を提供している、イッツコムの社員さんの自宅。いやいや、IoTとか抜きにして普通にザ・男の部屋って感じでかっこいいじゃないですか…。
まず目に入ったのはDJキット。
趣味でDJを嗜まれているらしく、ターンテーブルとミキサーが。
ガラス張りのバスルーム…。開放感が半端ない。
ていうかそもそも玄関のフレグランス類の量がすごい。気を使ってる。
そして、部屋の真ん中、ソファの横には、この部屋のすべての家電を司る全知全能の神「Google Home」様が鎮座。
そもそもおしゃれな部屋じゃないですか!と嫉妬を覚えつつも、一度スマートホームについて整理しておきましょう。
インテリジェントホームって?
インテリジェントホームとは、ホームネットワークやインターネットにつながる「入力装置」と、そこからの信号を受け取って実際に稼働する「スマートデバイス」で成り立っているサービスです。「入力装置」には、スマートフォンのアプリケーションや、Google Homeなどのスマートスピーカー、またはカメラや赤外線センサーのようなものがあり、「スマート家電」には、オンオフや色温度の調整が可能なスマートライトや、あらゆる家電を操作可能にする家電コントローラーなどがあります。
そして、インテリジェントホームのプラットフォーム上で、この「入力装置」と「スマートデバイス」を連動させたり、「IFTTT(イフト)」というサービスを挟み込むことによって、家の中や外から、あらゆる信号を一括して家電に命令できるようになるのです。インテリジェントホームとは簡単に言うと、これらを良い感じにつなげあって、今までにない操作方法で家電を操ってしまおうというものなのです。
その1 スマートロックで鍵を開閉
さっそく玄関からスマート家電。玄関の鍵にはスマートロックが設置されていました。こちらは、インテリジェントホームのアプリやLINEから操作して、解錠します。
鍵を持ち運ぶ必要がなくなるほか、「うわ、鍵を閉め忘れた!」という時には、外から鍵を施錠し、友人のために外出先から鍵を開けてあげたり、期間限定で鍵を開けられる権限をLINE上で委譲したりすることもできます。
このお宅はLINE上で操作していましたが、もちろん、Google Homeでも操作可能です。「OK, Google. 鍵を閉めといて」
その2 スマートライトで照明をon/off
もしかしたら、スマートホームの中で一番簡単に導入できるかもしれない「スマートライト」も、当然のように設置されていました。
Google Homeやスマホアプリなどの入力装置からの信号をうけとって、リモコン要らずで操作可能。「OK, Google. 電気つけて」と言えば点灯するし、「おやすみ」と言ったら家中の電気をオフにするようなことだってできます。
その3 家電コントローラーでテレビを操作
家電コントローラーにテレビのリモコンの一連の操作を覚えさせると、Google Homeでテレビも操作できます。「OK, Google. テレビつけて」でテレビが起動し、「ザッピング」と言えば、すべてのチャンネルを舐めるようにザッピング、最後は「テレビ朝日にして」といえば、テレビ朝日で固定することも簡単。帰宅後、ルームウェアに着替えたりしながら、テレビをザッピングできるのはとてもスマート。
その4 ラジオを聴く
帰宅したらすぐにシャワーを浴びたくなる日もあるでしょう。そういう時は、シャワールームにGoogle Homeを設置して「OK, Google. TBSラジオ」といえば、本体からスムーズにラジオが流れ始めます。
その5 物理ボタンを無理やり操作
これ結構裏技的で感動したんですが、「マイクロボットプッシュ」というデバイスを使うと、物理的なボタンをむりやりスマート家電化することができます。装置自体は単純で、命令があったらボタンを押したり、引いたりする動作をするだけ。これをドアホンや家電のスイッチのところにくっつければ、無理やりスマート家電化することが可能です。
このお宅の場合は、ドアホンの受話器部分にこの装置を装着し、外出先でIPカメラをつかって玄関を確認し、スマートフォンでオートロックを解除したりしてました。
不在中に届いた宅急便などは、これを駆使して部屋の前に置いていてもらうこともあるらしい。これは、amazonフリークな僕にはぴったりかもしれません。
そのほか、「OK, Google. 換気扇を回して」と言えば換気扇のスイッチが入るような設置のしかたをしていたり。料理中に「あ」と思った時に、濡れた手を使わずとも換気扇は回り始めるのはイケてますね。まぁ僕は料理しないけど。
その6 バルコニーのライトをon/off
リモコンコンセントなどのスマートコンセントを使えば、電球そのものがIoT化されていなくても、電流の流れそのものをオンオフすることで無理やりスマート家電化することができます。
このお宅はバルコニーがとても広く、そのベランダにはたくさんの電球が。「OK, Google. バルコニーの電気をつけて」と言えば、家の中にいながらにして、パッとバルコニーの電気が点灯!おしゃれだ!
ちなみに、バルコニーのテーブルの上にもGoogle Homeがいました。何台あるねん。
その7 エアコンをon/off
家電コントローラーを使えば、もちろんエアコンだって声で操作できます。寒い季節、「OK, Google. ただいま」これだけで家に暖房をつけることが可能ですし、「おやすみ」の一言で、起床時間の10分前に自動で電源が入るようにセットしつつ電源を切る、みたいな芸当も可能!スマートフォンの位置情報を使えば「最寄駅についたらエアコン起動」というような芸当も可能になります。
スマートホーム化、したい!
以上、イッツコムの社員さんのお宅に潜入した調査報告でした(お邪魔しました!)。
Google Homeはそれ単体で、「SpotifyやPlay Musicから音楽を流す」「Chrome Castを経由してテレビでNetflixなどを流す」「ラジオを聴く」といったことができるので、もちろんそれだけですごい便利なのは違いありません。しかし、せっかくスマートスピーカーを買ったのなら、いろいろなスマート家電を試して、快適で近未来な部屋づくりをしたいところ。今回は、なにをどうすればいいんだろうと迷っていたところにちょうどいいお話をいただいたのでとても勉強になったし、なにより、スマートホーム化したさが高まりました。
イッツコムさんは、スマートフォンとタブレット向けのスマートホームアプリ「intelligent HOME」も提供されています。アプリから家電やインテリジェントホームの提供デバイスを操作できるほか、「外出モード」や「休暇モード」といったモードを設定して、一括で家電の状態を管理したりすることも可能な便利アプリ。
さて!僕は、まずスマートライトと家電コントローラーを使って、リビングの家電を声で操作するところから始めようと思います!