超ゲームウォーカー!

search

最強のハイエンドコンデジ「DSC-RX100M3」をレビュー!一眼レフカメラいらねーやこりゃ

こんにちは!コウノ アスヤ(です。

カメラというのは、持ち主のライフスタイルや使用用途によって選ばれるべきだと思うのですが、ここ数年で僕のライフスタイルはかなり変わってしまい、ずっと使っていたデジタル一眼レフカメラ「 SONY α65」では不便なことが増えてきました。

今の主な使用用途は、「出先でブログのネタになりそうなものを即興で撮る」「ブログで紹介するアイテムを家で撮る」「ロードバイクでのツーリング、旅行時の記録写真を撮る」といった感じなんですが、この全てで感じるデジタル1眼レフの欠点があります。それは…

・デカい
・重い

以上です!

とにかくデカいし重い。気軽に持ち運んでサッと取り出してサクっと撮る、そういう使い方ができるカメラに乗り換えたくなるのは不可避!というか、ロードバイクに乗る時のジャージの背中ポケットに入るサイズのカメラが良い…

ということで、普段使いするカメラとして新しく、最強のハイエンドコンデジとしてブロガーやロードバイク乗りからすこぶる高評価の「DSC−RX100M3」を購入しました!

購入してから1ヶ月ほど使い倒したので、使い勝手など含めてご紹介したいと思います。最初に言っておきますが、コレ、デジタル一眼レフでできることが全部できるコンデジです。マジで最高のコンデジですよ。買ってよかったコンデジ!コンデジー!

SONY DSC−RX100M3

こういうガジェットのレビュー記事ではお馴染み、開封シーンから。

rx100m301

外箱はこんな感じ。
この、黒とオレンジのツートーンカラーをみると、あぁソニーのカメラだなと感じます。

rx100m302

パカ。ごちゃごちゃしてない包装です。

rx100m303

説明書などの書類を除いた内容物はこんな感じ。カメラ、バッテリー、USB接続の充電用ACアダプター、MicroUSBケーブルに加え、簡易的なストラップも付属してます。

当たり前だけど、ちいさい!

rx100m304

これがRX100M3だ!!!とキメたいところですが外見はいたってシンプルで洗練されたデザイン。ポイントポイントで使われてるオレンジ色がかっこいい。

rx100m305

手に持つとこんな感じ。サイズは一般的なコンデジと変わらずコンデジの名に恥じないコンパクト感。ただし、サイズの割りに重みはズッシリと感じます。安っぽくなくて、むしろ好みですが、落としちゃったりすると自重で半端ない傷がつきそうw気をつけなければ。

rx100m306

シャッターボタン周りの操作系はこんな感じ。これ、SONYの他のコンデジや一眼レフとほとんど同じ作りになっているので、慣れているひとはすんなり扱うことができると思います。ダイヤル部分で、マニュアルモードや絞り優先モードなどの撮影モードを切り替えることができます。このあたりは他社のカメラでも同様ですね。

rx100m307

本体手前の操作系はこんな感じ。特筆すべきは録画ボタンの左についている「滑り止め」です。ちょうど片手で持った時に親指が当たる位置に配置されていて、スルっと手を滑らせて落としちゃう、みたいな事がないように設計されてますね。細かい。素晴らしい。

あとは、ダイヤルと十字ボタン、その他のボタンが上手いこと配置されてて操作しやすいです。コンデジは小さいことによってこのあたりの操作で指が窮屈になりがちなんですが、なんとか大丈夫な感じ。コンデジの宿命ですね。

rx100m308

コンデジなので、ちゃーんとサイクルジャージの背面ポケットにも入ります。もうこれだけで買った意味がある。

小さいボディに詰め込まれたハイテクギミック

rx100m310

非常に薄くてこんなパクトなRX100M3のボディ。ひとたび電源を入れると…

rx100m311

rx100m312

本体からニョキィィーっとせり出してくるレンズ。こいつが前後に伸縮することによって、24-70mmの光学ズームが可能になってます。これはスマホなどの単焦点レンズではできない所業。広角から望遠まで幅広くこなします。素晴らしい。

本体上部のスイッチをスライドさせると

rx100m309

ガシャ!とフラッシュライトがせり出します。個人的にはフラッシュ撮影はあまりしないんでどうでもいいんですが、この、ガシャ!とフラッシュが出てくるデジタルカメラお馴染みのギミック。なんか好きなんですよね。

rx100m313

本体左部のスイッチをスライドさせると、電子ファインダーがこれまたガシャ!と登場。明るい場所などでしっかり画面を捉えることができます。

レンズ、フラッシュライト、ファインダーと、いろんなものがせり出してきてすごいっす。笑

肝心の性能はどうなの?

と、外観やらディテールばかりを紹介してきましたが、肝心の「コンデジとしての性能はどうなの?」という疑問に答えていきたいと思います。

広角・望遠どんとこい「24-70mm/F1.8-2.8レンズ」

rx100m315

RX100M3に採用されているレンズは、24-70mm/F1.8-2.8レンズというもの。ワイド端で24mmなので、景色や建物などは遠近感をガツっと出せるし、ご飯やアイテムなどは見せたいポイントを際立たせることができます。そして、テレ端は70mmなので、ばっちりズームも可能。

さらにはワイド端で解放F値1.8、テレ端で2.8なので、かなりボケさせる事が可能です。これ、コンデジとしては申し分ない性能だと思います。普通に一眼レフレベル。

大量の撮影モード

シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアル露出などの撮影モードはバッチリ備えてるし、フルHDのハイビジョン動画も撮る事ができます。デジタルカメラでは当たり前のこれらの機能ですが、コンデジの、このサイズにこれらが全て入っているというのがすごいです。

スマホにWi-Fi転送

rx100m314

PlayMemories Camera Appsというアプリをスマホにダウンロードすれば、撮影した写真を自由にスマホに転送することができます。同様の機能を搭載したSDカード「Eye-Fi」が有名ですが、RX100M3は本体にこの機能を内蔵しています。撮影した写真をスマホで加工したりシェアしたりしたい僕にとっては、この機能は本当に最高。旅先で効力を発揮します。

ちなみにこの「PlayMemories Camera Apps」というアプリは、ファインダーの映像をスマホに転送し、スマホをリモコンとして使うということもできます。集合写真で超便利。

地味に便利なUSB充電

多くのデジタルカメラが、専用のACアダプターなのに対してRX100M3はUSBから電力を供給できるんですが、これが地味に助かる!モバイルバッテリーからも充電できるし、その他のデジタルガジェットのアダプターなどを流用することができますから。

いろいろ撮影してきました

とまぁ、本体の良さを延々と書いてきたわけですが、実は購入して手元に届いたのはこれを書いている1ヶ月前。

一ヶ月間、いろいろなところに持ち歩いて、いろいろなものを撮ってきたので、最後にその写真と画作りを持ってしてRX100M3の実力を体感してもらいましょう!

rx100m316

まずは食べ物。背景はしっかりとボカしつつ、シュガーパウダーの細かさまでクッキリと捉えています。テーブルの上の食べ物を撮るなら、マジで最強。

rx100m317

こちらは屋内で、少し望遠寄りで撮影したもの。スマホでは再現できない画角で、それでいて遠景はしっかりボケてます。

rx100m318

暗い屋外で、BARの外観をパシャり。元が明るいレンズなので、シャッタースピードを下げることなく手持ち撮影で余裕です。

rx100m319

坂で遅れていた友人を待ってる間に、反対側の歩道から撮影。空のグラデーションも綺麗に出ますね。

rx100m320

信号スタートした友人を、とっさに背面ポケットから取り出してF値高めで撮影。遠くの山々までくっきり写ってます。

rx100m321

旅館の窓際。露光をマニュアルでいじれば、こういうフワっとした光の写真も余裕で撮れます。

rx100m322

群馬県は伊香保温泉の横手館。すこしアオリで、F値高めで撮れば建物なんかはスケールデカめに撮れます。

rx100m323

木々や花々も楽々ボケ味。

rx100m324

けっこう接写できる上にボケるので、フィギュアとかの撮影もいがいとイケます。さすがにマクロレンズにはかないませんが。

rx100m325

ちょっと暗めの屋内で、人物を撮影。バッチリです。

最強のコンデジだった

一眼レフぐらい画作りにアレンジの効くカメラが良いけれど、一眼レフのサイズや重さが嫌だ!という人にとってはこれ以上ないデジカメです。さらには、(お金に余裕があるならば)コンデジで十分だと思うけど、なるべく色々な画が撮れてアレンジの効くカメラが欲しい!みたいな人にピッタリかなと思います。

すこし値段が高いので、サクっと変えないモデルではありますが…これ、一度買うとおそらくもう一眼レフはいらなくなるし、他のコンデジに乗り換える気も当分は起こらないでしょう。本当に買ってよかったです。もし迷ってる方がいるなら、すぐに買いましょう。そして「なんでもっと早く買わなかったんだ…」と後悔しましょう!

SONY DSC-RX100M3 公式サイト

この記事をSNSにシェア

feedly Feedlyで購読

この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

アクセスランキング