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PS4でマルチプレイが捗る!SONY純正のワイヤレスヘッドセットが音質も使い勝手も良くて満足

据置ゲームや携帯ゲームであってもオンラインのマルチプレイが当たり前となってきた昨今。特に、スプラトゥーンやモンスターハンターのような共闘・対戦系のマルチプレイでは、生の声で連携や雑談をしながら楽しむのがなにより楽しい。テキストチャットもボイスチャットもせずに淡々と遊ぶのも悪くはないですが、せっかくだから良い音質でボイスチャットもしながらワイワイ楽しみたいもの。

というわけで、モンスターハンター:ワールドを購入するついでに、今まで手を出してこなかったプレイステーション純正のヘッドセットを購入しました!

プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット

斜めから。ハウジングのメタリック風ボディがかっこいい。

PlayStasion4の周辺機器としてSONYから発売されている、いわゆる「純正品」のヘッドセット。これまでも純正品のイヤホンやヘッドホンは多く発売されてきましたが、2018年1月時点ではこの商品が最新のモデルとなります。

似たような商品にワイヤレスサラウンドヘッドセットがありますが、ワイヤレス〜の方がボディにアルミが使われていたり、ユニット部分が大きかったり、音質が向上しているなどの違いがあります。聴き比べたわけではないので音質には言及しませんが、見た目という意味では断然プレミアム〜の方が僕は好み。正直言うと音にはそこまで敏感ではないので、このプレミアムな見た目にまんまとやられて購入した節があります。ヘッドセットなのに、マイクがハウジングに内臓されていてビヨーンと飛び出てないのも良いですね。見た目大事。

で、さすが純正品なだけあって、プレイステーションでゲームを遊ぶシーンに特化した設計になっていたり、プレイステーションの「ヘッドセットコンパニオンアプリ」というものを使うと、ファームウェアのアップデートやゲーム毎にチューニングされたイコライザを登録できたりと、多少「やるじゃん」と思える機能もあり。ホームボタン→パーティ→招待でスムーズにボイスチャットが始められるのもヘッドセットのメリットですね。

ちなみに本商品、Bluetooth接続ではなく、USBのワイヤレスアダプターをPS4本体に接続して使用するタイプなので注意が必要です(USB端子がひとつ奪われます)。

無線接続用のUSBアダプター。けっこう大きい。

高級感のある箱

いかにもプレステっぽい外箱。純正感。
外箱・背面。推しポイントがズラり。
内箱はシックなブラック。PS4の本体チック。
漆黒の中に埋まるように鎮座するヘッドセット本体。

良い感じです!ガジェットは、箱をあけるその瞬間からが体験。そこにもお金を払ってますから(?)。

アルミ製のヘッドバンドは内側にラバー

ステンレス製のヘッドバンド。

ヘッドバンドがアルミ製でメチャクチャかっこいいです。アルミ製でカッチカチですが、内側にしっかりゴム製の受けが付いて居るのでそこは心配なし。ただし、長時間(2〜3時間)装着しているど、頭頂部が若干痛くなってくるのは残念。僕の頭のデカさが関係しているのかはわかりませんが、見た目を重視して装着感を損なうおゆなデザインはガジェットとしては少しマイナス。特にゲームなんでぶっ続けて何時間も遊ぶものなのだから(そうだよね?)。

大型ユニット、耳に多いかぶさるイヤーパッドはGood

ユニット部分が青くてプレイステーションシリーズの息吹を感じる。

イヤーパッドは大型で耳がすっぽり収まります。密閉型でイヤーパッドが小さいと耳が押しつぶされてキツいので、この設計はありがたい。ただし、側圧が若干強めで2〜3時間ゲームを遊んでいると少し痛くなってきます。我慢できずに外したくなるレベルではないですが、定期的に位置をズラすなどして軽減する必要があって少し残念。そもそも僕の頭が巨大なせいもあると思いますが。

さすが純正と言わんばかりのボタン類

ハウジング部分にボタン類が多いのも特徴。

ハウジング部分にボタン類がたくさんあり、耳元でいろんな調整ができるのも純正ヘッドセットの良いところ。以下のようなボタンと機能が用意してあります。

  • SOUND/CHATボタン:ゲーム音声とチャット音声のバランスを調整する
  • 電源/オーディオモード切り替えスイッチ:2つのオーディモード(※1)と、電源オフの3つを切り替える
  • MUTEボタン:マイクのオン/オフ、サイドトーン(※2)のオンオフ
  • VOLUMEボタン:音量の上げ下げ
  • VSS/3Dオーディオスイッチ:ステレオ/5.1ch/7.1ch/3Dオーディオの切り替え

※1.オーディオモード…いわゆるイコライザ設定。ヘッドセットコンパニオンアプリをつかって2つまで登録できる。
※2.サイドトーン…ヘッドセットから聞こえる音に、自分の声を含めるかどうかの設定。

いやぁ、モリモリです。正直、最初はどこを押せば何が変わるのかチンプンカンプンでしたが、使っていくと徐々に慣れてきて、チャット相手や通話の品質によってリアルタイムに調整しながらゲームを遊べるのはとても便利です。

ヘッドセットコンパニオンアプリ

ヘッドセットコンパニオンアプリ。

ちょっと面白かったのが、ヘッドセットコンパニオンアプリというのをPS4本体にダウンロードすると、ヘッドセットに2つのイコライザをプリセット登録できること。自分好みに調整したイコライザはもちろん、シーン毎に用意されているものや、ゲームメーカー側が作品用に作ったプリセットなども用意してあります。僕も試しに「人喰いの大鷲トリコ」で試してみましたが、確かにどことなく低音が弱まって、中高音(自然界の音)が強調されるような調整になっていたように感じました。

そのほか、ファームウェアのアップデートなどもこのアプリから行えるようになっているので、さすが純正といった感じ。

ゲームを楽しむうえでは申し分ない音質

モンスターハンター:ワールド

肝心の音質は「かなり良いが、感動するレベルではない」といったところ。バーチャルサラウンドによってゲーム内の効果音がしっかり各方向から聞こえるし、BGMやモンスターの咆哮などで低音もばっちり聞こえてくる。ゲームを楽しむための臨場感という意味では申し分ないですが、装着した瞬間感動するようなレベルではなかったですね。

見た目、音質、使い勝手のバランスが良くて満足

価格は定価で18,000円。これを高いととるか、安いととるかは人それぞれだと思いますが、音質を考えるとヘッドホンとしては少し割高な印象です。しかし、ボイスチャット用の内蔵マイク、本体で完結する各種調整ボタン、イコライザ機能、プレイステーションシリーズと揃うデザインなどを考えると、ゲーム用のヘッドセットとしてはかなり満足。総合的には大満足でした。

いまは、こいつを使ってモンスターハンター:ワールドのマルチプレイをワイワイ楽しんでます。せっかく世界中で売れてるゲームなんだから、音質もマルチプレイも、最高の環境で楽しみたいですからね!

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この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

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