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【レビュー】3DS「ハコボーイ!」純度の高いパズルアクション!HAL研のホンキを見た気分

コウノ アスヤ(です。

前世代機あたりで開拓され、今世代あたりで浸透してきた「ダウンロード専用ゲーム」は、価格が安めでプレイ時間も短いのが特徴です。飽きっぽくて沢山ゲームを遊びたい僕のようなゲーマーにとってはこれ以上ない市場。最近暇があればストアを眺めています。

今日は、気になっていながらもスルーしてしまっていた3DSのダウンロード専用ゲーム「ハコボーイ」をレビュー。続編が発売されたというのもあり、今一番ホットなDLゲーじゃないでしょうか。

HAL研おかえり!ハコボーイ!

おかえり!といっても、別にしばらく眠っていたあけではありませんが。HAL研究所は任天堂元社長の岩田聡さんや、カービィやスマブラのゲームデザイナー桜井政博さんを輩出した、任天堂おかかえ(?)のゲームディベロッパーです。

ハコボーイは、「登れない崖」「飛び越えられない穴」「届かないスイッチ」「避けられないビーム」などを、自らの身体からニョキっと出てくる「ハコ」を使って乗り越えていくパズルアクションゲームです。生み出したハコはテトリスのブロックのように連結させて使うことができるので、橋のように使ったり、階段のように使ったり、はたまた高所にひっかけるフックのように使ったりしながら、170を超えるステージを進んでいくことになります。

出せるハコはひとつに限りません。

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複数繋げて足場にしたり

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連結させまくって、スルスルと移動したりできます。

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他にもいくつかできる事はありますが、これらのアクションは、すべてYボタンのみで行うことができるという、非常にシンプルな操作系とゲームデザインになってます。

今日では珍しい「純粋なパズルアクション」

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自分でキャラクターを動かせるパズルゲームがホントに好きなんですよ。ゼルダの伝説とかすごい好きだし、3Dマリオとかでもパズルっぽいステージが登場するとテンションがアガる。ちょっと古いゲームだとXI(サイ)とか大好き。ハコボーイみたいに純粋にパズルとアクションだけで構成されているゲームって意外とすくないので、遊んでるだけで楽しかったです。

1つのアクションで大量のパズルをさばく

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パズルアクションで大事なのって、「パズル(謎)」と「アクション(操作)」のバランスだと思ってるんですよね。パズルが面白いのは絶対要件ですが、アクション要素は蛇足になりかねない。そういう意味では、ハコボーイ!のバランスはとっても良い案配でした。使うボタンも極端に少ないし、できるアクションもかなり限られている。でも、それなのにステージのギミックだったり発想の展開によって、謎解きにかなり大量のバリエーションが用意されているんです。しかもB級ゲームにありがちな「単純に物量を増やしただけのステージ」や「タイミングがシビアになっただけの終盤ステージ」みたいなのも無くて、ひとつひとつのパズルがアイデアに富んでいてとても面白い。ステージ数は170オーバーだったかな?680円のダウンロードゲームでですよw

快適さへの気配りも抜け目ない

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細かい快適さへの気配りも、抜け目がなくて感心しました。パズルゲームにありがちな「初めからやり直したい瞬間」というものに対して「クイッリトライ」によって2秒で直近のパズルからリスタートできる快適さ、あるいは、ステージを選ぶワールドマップにおいて下画面をタッチすればそのワールドまで瞬間移動できるシステムなどは、ゲームを続けていくと面倒臭くなってくるわずかな操作や時間を省略できる、とても気の利いたデザインだと思いました。意外とこういうところ、抜けてるゲームが多いですよね。

レトロフィーチャーなデザインがたまらん!

トドメは、ゲーム感を大事にしたHAL研っぽいルックスですね。。初期のカービィと立体ピクロスをミックスしたようなレトロフィーチャーなグラフィックは、懐かしさや可愛さを備えていて「あぁ!いま俺、ゲームしてるっ!」と浸りまくれます。カービィと同じ人が担当したとされる音楽も、すごい良いですよ。「綺麗な8bitチューン」と言えばいいのか、電子音の中にピアノが混ざってたりしてて。プレイ中のbgmやクリア時のファンファーレはが、シンプルながらもゲーム音楽としてはかなり耳に残って秀逸です。口ずさみたくなってくる。

続編を遊ぶ前に、ぜひ1作目を!

ほんのり味付け程度に描かれるキュービィと不思議な世界のバックボーンも程よいですし、非の打ちどころの無い最高のパズルアクションだと思いました。レトロ風だけど、しっかり今遊べる最新ゲームって感じです。最近、続編である「ハコボーイ!もうひとハコ」が発売されて盛り上がっているハコボーイシリーズ。「もうひとハコ」のほうを遊ぶ前に、是非、1作目からプレイしてもらいたいですね。

3DSを持っているなら絶対に遊ぶべきゲームです!

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この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

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