宮本茂がE3会場を半狂乱に陥れた伝説の登場シーン「ゴッドマン」がヤバい!テンションおかしいw
ゴッドマーン!!
こんにちは。コウノ アスヤ(@asuyakono)です。
オーディエンスが盛り上がるゲーム動画と聞くと、真っ先に思いつくのがプロゲーマー梅原大吾の「背水の逆転劇」ですよね。有名ですし、確かに盛り上がる。しかし、僕はコレに匹敵する動画がもう一つ存在している事を知っています。それは、ゲームクリエイターでありマリオやゼルダの生みの親「宮本茂」の動画。
あの、宮本茂がオーディエンスを狂わせた伝説の登場シーンがあるんです。
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 2004トレイラー
それは、2004年のE3で起こりました。
ゲームキューブで発売されて人気を博した「ゼルダの伝説 風のタクト」ですが、その独特のグラフィック表現のせいか「次回作はぜひ、リアルなゼルダを!」という声が少なくありませんでした。
そんなファンの期待の最中、訪れたE3 2004。
米任天堂のレジー社長がイントロデュースし、神々しい音楽と共に始まる映像。
夕日に照らされる地平線。それを埋め尽くすモンスターの軍勢。最初は、なんのゲームなのか分からないオーディエンスでしたが、洋風の城のようなものが映った時、チラホラと気づき始める人たちが現れます。
「おい…これって…」ざわつく会場。そして、馬に跨った少年が画面に映った瞬間、会場は沸きました。
「オーマイガァァァァァーーーーー!!!!!!(興奮)」「オォォウ、イエェェェッス!!!!!!」
風のタクトとは打って変わったテイストに圧倒されて、「オッホッホ…w」と笑ってしまう人も。そして、リアルなグラフィックで表現されたかっちょいいリンクが、剣を鞘に収めた次の瞬間。
リンクと重なるように映像がフェードインされ、同じポーズで剣を構えた人物が…。
宮本茂が登場!!!
待ちに待ったリアルゼルダの登場で湧きまくっていた会場は、その巧みな演出に大盛り上がり。半狂乱に陥った会場では、鳴り止まないスタンディングオベーションと、収まりが効かなくなった報道陣の奇声でうめつくされたのでした。ゼルダの生みの親である宮本茂が、文字通りゼルダの伝説に登場する勇者に「リンク」した瞬間です。そして、半狂乱に陥って収まりがつかなくなった会場で響く叫び声。
「ゴッドマーン!!!」
重要な場でも遊び心を忘れない、笑顔がステキな宮本茂が僕は大好きです。