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【遊ぶべき!】2014年に遊んだオススメのゲームベスト10!

bestgames-of-2014

あけましておめでとうございます!
2014年も素晴らしいゲームがたくさん発売されましたね。

昨年は、WiiUに続いて、PlayStation4とXboxOneが発売され、現世代機が揃った記念すべき年でもあります。
昔から、ハードが揃った次の年が本戦場だと言われていますから、今世代機が盛り上がるのは、まさに今年!ですね。

さて、それでは2014年(去年)遊んだゲームのベスト10を決めたいと思います。
2014年は、学生から社会人になって環境がガラっと変わったこともあり、例年より少し少なめのラインナップになりました。
本当はPodcast「東京ゲーム事変3D」で発表したかったんですが、メンバーの都合があわなくてなかなか収録できなかったので、もうブログでやっちゃいます!笑

まずは遊んだゲームのラインナップ
【3DS】神々のトライフォース2
【PS4】ブラザーズ2人の息子の物語
【PS3】METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES
【PS3】チャイルドオブライト
【PS4】FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア
【PS4】inFAMOUS Second Son
【3DS】THEATRHYTHM FINAL FANTASY CARTEN CALL
【PS4】WATCH DOGS
【PS4】Destiny beta
【PS4】FEZ
【PS3】スカルガールズ・アンコール
【PS4】Flowery
【PS4】flOw
【3DS】大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS
【PS3】パペッティア
【PS3(PS1)】聖剣伝説
【PS3(PS1)】グランディア
【iOS】Monument Vallay

本当はもっと遊びたかった…!

それでは、独断と偏見たっぷりで、一気に行きます!

第10位 :METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES

最新のメタルギアが濃密に詰め込まれたコンパクトなゲーム

小島秀夫監督によるメタルギアシリーズの最新作で、今年発売されると言われている「PHANTOM PAIN」の序章という位置づけのゲーム。
¥3,000でプレイ時間3〜5時間程度というコンパクトなゲームですが、ボリュームは十分に感じました。

とりあえずグラフィックが超綺麗で、しかも結構広い箱庭の中を自由なルートと戦法で攻略していくことができます。
PHANTOM PAINの序章という位置づけですが、ストーリーは皆無に等しく、どちらかというとメタルギアVのプレイ感を体験できる、超豪華な体験版といった印象。
とはいえ、箱庭の中で色々なミッションを楽しめるし、繰り返し遊べるという点では体験版とは呼び難いレベルの完成度でした。
メタルギアシリーズが好き、または入門用としてもサクっと遊べる超おすすめゲーです。

第9位 :チャイルドオブライト

和ゲーリスペクトなシステムと美麗グラフィック

「アサシン クリード2」「ファークライ3」などの制作に携わったPatrick Plourdeが開発をつとめた、横スクロールアクションRPG。
和ゲーである「ベイグラントストーリー」や「ファイナルファンタジー8」にインスパイアされたと言っているだけあり、物語の語り口やグラフィック表現、ターン制のバトルシステム等はかなり日本人好みな仕上がりになっていると思います。
バトルシステムなんかは完全にグランディア2のオマージュになっていて、これは開発陣も明言している程。

個人的には、グラフィック表現が好きな作品でした。
とても綺麗な水彩画を何枚にもレイヤー上に重ねたような背景の上を、トゥーンシェイドで描かれた主人公が駆け巡るのを眺めているだけでプレイが楽いし、キャラクター同士のウィットに富んだ会話のおかげで、短いのにストーリーにすごい深みが出てて面白い。
クロスバイ対応で値段も安いし、まだ遊んでいない方はこれを機械にサクっと遊んでみてください。
オススメです!

第8位 :inFAMOUS Second Son

PS4の初期代表作といっても過言ではない

「怪盗スライ・クーパー」等を手がけるサッカーパンチプロダクションズによる、インファマスシリーズの最新作。
過去作同様、超広い街の中を、特殊能力を使って駆け巡るアクションゲームです。
今作の主人公は「煙」「ネオン」「ビデオ」その他いくつかの力を複数使うことができるようになっていて、アクション性がかなり上がってます。
ワンピースのロギア系の能力者ばりの全能感で、ビルからビルへ飛び移ったり、街なかのネオンを吸収して高速で移動したり、テレビ画面からモンスターを召喚したり、もうなんでもあり笑

特筆すべきは操作性かなーって思っていて、PS4初期のゲームなのもあってか、ジャイロやタッチパッド、コントローラーのスピーカーなどを上手く活用して没入感を高めてます。
ロードもそこまで長くないし、全体的にストレスなく遊べるのは、それだけで価値があるなーって思いました。
あとやっぱグラフィックすごいきれいですよ。

第7位 :Monument Vallay

FEZ × ICO × 風ノ旅人

これは、ロンドンにあるustwoという会社が制作している、だまし絵パズル謎解きゲーム。
Appleによる「Apple Design Awards」を受賞し「2014年のベストApp&ゲーム」にも選ばれました。
有名な「エッシャーのだまし絵」を彷彿とさせるステージに仕掛けられたギミックを解除しながら、小さな女の子「アイダ」をゴールへ導くといった内容になっています。
視覚効果を使ったパズル自体といえば「FEZ」や「無限回廊」を思い出しますが、多分、このゲームの一番の魅力は「スマホゲームであること」なんじゃないかと思います。

どういう事かと言うと、ustwoはゲーム会社ではなく、アプリやウェブのインターフェースの製作会社だということ。
立体パズルという構造と、流行りのフラットデザインの欠点を逆手に取った発想とデザイン、タッチでオブジェクトを動かすというインターフェースがばっちりフィットして、コレ以上無いゲームに仕上がってます。
ちなみに、音楽と効果音もすごい綺麗で気持ちいいので、是非イヤホンを付けて遊んでみてください。

Monument Valley – App Store

第6位 :ブラザーズ 2人の息子の物語

発想が素晴らしい画期的なゲームプレイ

Starbreeze Studios制作の謎解きアクションゲーム。
傷ついた父親を助けるための秘薬を求めて、兄弟が冒険する話なんですが、“兄”を左スティックで、“弟”を右スティックで操作して、それぞれのアクションをL2,R2で行うという頭が爆発しそうなシステムが特徴です。
アメリカのSouth by Southwestというイベントでも、ゲームプレイ部門を受賞するなど、やはりその操作性が話題となりました。

はじめは「出たよ気をてらった系のゲーム!その操作性が本当にゲームプレイに意味をもたせられるのかよ!」と思っていましたが、遊んでみたら意外や意外。
頭では分かっているのにうまく2人を操作できないプチストレスと、難しすぎない謎解きのおかげで、程よい時間で仕掛けを突破できた時の快感が絶妙でした。
あとは、操作キャラクターが2人なので、2人ともに愛着がわくことで、物語に重みが出ていた気がします。

「チョコボの不思議なダンジョン2」や「ICO」など、2人のキャラクターで冒険するゲームというのは少なく無いと思いますが、その全ては「片方がAI」か「2人のプレイヤーで操作」のどちらかでした。
その固定概念をぶっ壊しつつ、さらに「だからこそ生まれるゲーム体験」を創りだしてくれたStarbreeze Studiosには感服です。

http://www.brothersthegame.com/

第5位 :WATCH DOGS

次世代感が半端ないハッキングアクション

ハッキングスマホを使って街中の電子機器や公共施設をハックしまくって任務を遂行していく、オープンワールドなアクションゲーム。
ハイテクなGTAを想像していただけると、イメージが近いかもしれません。
アサシンクリードやプリンス・オブ・ペルシャ、ファークライのUbisoft Montrealが開発です。

ハッキングという行為をなるべく簡単な操作で行えるようになっていて、「あれをどうにかしたいなー」って思ったらそっちに向かって四角ボタンを押せば大体いい感じにハッキングできるという快適さが大好きでした。
ストーリーはちょっとこね過ぎてよくわからない感じになっちゃっていましたが、グラフィックも綺麗でマップも広く、オープンワールドゲームとしては文句のつけどころがありませんでした。
強いて言うなら、もうちょっとミッションにバリエーションを持たせて欲しかったなぁという気もしますが、総合的にめちゃくちゃよく出来たゲームでした!
続編希望!

第4位 :FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア

生まれ変わった新のオンラインFF

昨年は通して、一悶着あったFFXIVの仕切り直し版である「新生エオルゼア」を遊んでいました。
仕切り直し前から数えると、サービス開始から早くも5年目に突入していてやや落ち着きを見せていますが、12月20・21日にファンフェスが開催されたりと、まだまだ根強い人気があるネットゲームです。
MMORPGを遊ぶのは、FINAL FANTASY XI以来だったんですが(5年前に辞めてます)、久しぶりにMMORPGを遊んだ感想としては…「やっぱり面白い!」

基本的にMMOって、対人コミュニケーションが大事で、尚且つ一回一回のプレイにすごい時間がかかるイメージだったんですが、新生エオルゼアはそこがいい具合に解消されてます。
例えば,ダンジョンに挑む際のパーティは、マッチングシステムでサクっと集まるようになっているし、パーティを組まなくても行えるクエストがたくさん用意されているので、どこかのチーム的なのに所属したりしなくても、ずっとソロで遊ぶこともできるようになってます。
なので、半分オンラインゲームで半分オフラインゲームみたいな感じ。
個人的にはそこがとても気軽で長く遊べた要因でもありました。

今からでも全然遅くはないと思いますし、一緒に遊べる方大歓迎なので是非この際に遊んでみてはいかがでしょうか?
無料お試しキャンペーンも頻繁に行われているので、そこを狙うのもあり!

第3位 :FEZ

どこか懐かしいピクセルアートゲーム

カナダのPolytron Corporationが開発した、ピクセル2Dの横スクロールアクションゲーム。
一見普通の2Dアクションかとおもいきや、グルっと視点を回転させて、視差やだまし絵的なギミックを用いて謎解きをする仕掛けが最高でした。
ストーリーや演出が、往年の名作ゲームのオマージュになっていて、ゲームファンならにやりとできること間違いなしで、どこか懐かしいグラフィックとアンビエントなミュージックが合わさって、遊んでいるあいだずっとニヤケが止まりませんでした。

ちなみにPolytron Corporationはたった2人でこのゲームを制作していて、その行程にも一悶着あったようです。
「Indie Game: The Movie」という自主制作映画にその背景が取り上げられているので、そのあたりのバックボーンを踏まえて遊ぶとより楽しめると思います!

第2位 :グランディア

ラピュタを彷彿とさせる冒険感

「2014年のゲームじゃねーじゃん!」というツッコミはスルーします!
元々はゲームアーツが1997年12月18日に発売したセガサターン用のRPGだったんですが、ずっと気になっていたので、ゲームアーカイブスで遊んでみました。
結果、面白すぎたので2位に打ち込ませていただきました。

冒険者だった父親の後を追い、古代文明の謎を追求する旅にでる主人公ジャスティンと、その文明を悪用しようとする軍のお話なんですが、このシナリオが神がかり的に面白い。
古き良き冒険感と(実際に古いですが)、ボーイ・ミーツ・ガールな王道感が合わさって、今遊ぶと逆にその完成度に感動します。
各村にいるNPCとの会話がとても充実していて、それだけで世界観の深みを持たせることに成功しているし、それがシナリオの進行度に連動してちゃんと変わることでちゃんと世界が動いている感が出ていたりします。
また、物語の展開と、プレイヤーに与えられる試練(ボスやダンジョン)のバランスが絶妙で、物語を自分のちからで切り開いている感が半端ないです。
戦闘システムも独特で、これはグランディア2、3そして第9位にランクインしたチャイルドオブライトに引き継がれています。

長くなるので割愛しますが、PS3とPSPのゲームアーカイブスでプレイする事ができるので、是非、是非遊んでみてください。

第1位 :ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

2Dと3Dの入れ替え謎解き

任天堂によるゼルダの伝説シリーズの最新作で、見下ろし2DのアクションRPGです。
本当は2013年発売のゲームなんですが、年末だったし、昨年のゲームオブザイヤーの対象ではなかったので、今年のラインナップに入れさせてもらいました。
その結果、1位に。笑

ゼルダの伝説であること、3DSのゲームであること、2D見下ろし風の3Dゲームであること、この3つをとても上手く掛けあわせた、とても良くできた面白いゲームでした。
「壁に絵かがれた絵になる力」を得た主人公のリンクが、ダンジョン攻略中にペロ!っと絵になって壁に張り付くんですが、この時カメラアングルが見下ろしからサイドビューに変わるんです。
それがとても新鮮で、見下ろしなんだけど3D的な謎解きが求められるという、割りと高度な謎解きになってます。
それでも難しすぎないのは、謎を設計する人がとても優秀だからなんでしょうね。
グラフィックは温かみのある3Dポリゴン、音楽は歴代の音楽のアレンジや新曲で構成されていて、新旧ファン問わず誰でも楽しめるゲームになっていると思います。
シリーズの伝統である「ダンジョンで新アイテムをゲットする」というお約束を廃止して、レンタル屋から好きなアイテムをレンタル(または購入)し、好きな順番でダンジョンを攻略するちいう作りになっていました。
この仕様は、携帯機のゼルダとしては割りと良い方向に働いている気がしていて「気軽に遊べる」ようにしつつ、「難しくてダンジョン攻略を諦める」というプレイヤーへの配慮なんだと思いました。
個人的には、そのせいで1つのダンジョンで複数のアイテムをつかう謎解きを組み込めなくなったせいで歯ごたえが弱くなっていたのが不満でしたが…まざ仕方がないのでしょう。

ちなみに、2というナンバリングがされていますが、物語はほとんど繋がっていないので、今作から問題なく遊ぶことができます。
今年遊ぶゲームの一本目は、神トラ2で決まり!

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この記事を書いた人

asuyakono

コウノ アスヤ

1992年生まれ、岡山県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科を卒業した後、都内でデザイナーとして活動中。小さい頃からゲーム好きで、四六時中ゲームのことを考えている。

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